PT・OT・ST・機能訓練指導員向け 無料評価・計算ツール集

バランス評価ツール

BBS合計0 静的バランス
BBS 合計スコア
0 / 56
重度バランス障害
021415356

📲 次回もすぐ開くには → ブラウザのメニューから「ホーム画面に追加」

参考値(片脚立位時間)
年代男性(秒)女性(秒)目安
20〜39歳70秒以上60秒以上開眼・裸足
40〜59歳50秒以上40秒以上開眼・裸足
60〜69歳30秒以上25秒以上開眼・裸足
70〜79歳15秒以上12秒以上開眼・裸足
転倒リスク高5秒未満(文献により異なる)
※ 最大60秒または120秒で終了とする施設が多い。上限設定は施設の方針に準じてください。
参考値(タンデム立位時間)
分類時間解釈
正常(若年〜中年)30秒以上安定したバランス機能
注意(高齢者)10〜29秒転倒リスクあり・要経過観察
要注意10秒未満転倒リスク高・介入を検討
※ SPPB(Short Physical Performance Battery)では片足立ちの前段階として10秒を区切りに使用。前脚・後脚を入れ替えて両方向で評価することを推奨。
ロンベルグ徴候の解釈
条件評価のポイント
開眼立位(両足)深部感覚・前庭・視覚の総合バランス
閉眼立位(両足)視覚代償を除いた深部感覚・前庭機能
ロンベルグ徴候陽性閉眼で著明に動揺増加 → 深部感覚障害を疑う
※ 一般的に30秒以上の閉眼立位を安定とする。閉眼時の動揺が開眼時の2倍以上で陽性とする解釈もある(定量的ロンベルグ比)。

📲 次回もすぐ開くには → ブラウザのメニューから「ホーム画面に追加」

このツールについて

バランス評価ツールは、理学療法士・作業療法士が現場で使用するバランス機能評価を、ブラウザだけで実施・記録できる無料ツールです。Berg Balance Scale(BBS)による包括的なバランス評価と、片脚立位・タンデム立位・ロンベルグテストによる静的バランス評価に対応しています。入力データはすべてブラウザ内で処理され、外部に送信されることはありません。

Berg Balance Scale(BBS)とは

Berg Balance Scale(BBS)は、1989年にKatherine Bergらによって開発されたバランス機能の評価スケールです。座位保持・立ち上がり・立位保持・移乗・片脚立位など15の動作課題を各0〜4点(計56点満点)で評価します。高齢者・脳卒中後・整形外科疾患など幅広い対象に使用されており、信頼性・妥当性ともに高いことが国際的に認められています。

判定の目安としては、0〜20点は重度バランス障害(車椅子依存)、21〜40点は中等度バランス障害(歩行に介助が必要)、41〜52点は軽度バランス障害(監視または独歩)、53〜56点は正常範囲とされています。ただし判定はあくまで目安であり、患者の背景・環境・目標に合わせた総合的な解釈が重要です。

静的バランス評価について

静的バランス評価は、一定の姿勢を保持する能力を評価します。本ツールでは以下の3つのテストに対応しています。

  • 片脚立位テスト:左右それぞれの片脚立位時間を計測します。転倒リスクの評価指標として広く使用されており、5秒未満では転倒リスクが高いとされています。
  • タンデム立位テスト:一方の足のつま先にもう一方のかかとをつけた姿勢の保持時間を計測します。SPPB(Short Physical Performance Battery)の構成要素のひとつでもあります。
  • 閉眼立位(ロンベルグテスト):開眼・閉眼それぞれの立位保持時間を計測します。閉眼時に動揺が著明に増加する場合はロンベルグ徴候陽性とみなし、深部感覚障害を疑います。

よくある質問

Q. BBSとTUGはどう使い分けますか?

A. BBSは静的・動的バランスを15項目で包括的に評価するスケールで、能力の詳細な把握や経過観察に適しています。TUG(Timed Up and Go)は立ち上がり・歩行・方向転換・着座を一連の動作として時間計測するテストで、動的バランスと移動能力の簡便なスクリーニングに向いています。目的に応じて使い分けるか、併用することが推奨されます。

Q. 片脚立位の上限時間はどのくらいですか?

A. 施設の方針により異なりますが、最大60秒または120秒で終了とする施設が多いです。若年者では120秒でも保持できる場合があるため、対象者の年齢・状態に応じて設定してください。

Q. 入力したデータはどこかに送信されますか?

A. すべての評価・計測はブラウザ内で完結しており、入力されたデータが外部サーバーに送信されることはありません。患者情報を含む内容も安心してご入力ください。

Q. 印刷して記録用紙として使えますか?

A. はい、印刷・PDF保存に対応しています。BBSは選択済みの項目のみを2カラムで1枚に収めて出力します。静的バランスは計測済みの項目のみを印刷します。

参考文献・出典

関連する解説記事
🌱 「障害受容」の再考:臨床現場での向き合い方
単なる「段階説」に留まらない、患者様の揺れ動く心理状態へのアプローチと支援のあり方。
⚖️ 「自費リハ・自称リハ」問題と国会質疑の論点
民間リハビリサービスの名称問題。国会での議論から見える、制度の隙間とこれからの実態。
すべての解説記事を見る →